旅行/お遍路の旅

ちょいCamオーナー藤原さんの、ご自身によるお遍路旅レポートです。 愛知県名古屋市から、ご夫婦(60代)でちょいCamに乗って四国八十八ヶ所お遍路、2週間の旅の紹介です。

高知の東南端24番 最御崎寺(ほつみさきじ)までは宗谷岬に向かってただひたすら南下(車2時間、徒歩6時間)します。

左手に海しか見えない海岸線をしばらく走ると、いきなり21mもある白い「室戸青年大師像」が目の前に現れ、室戸の町に入ります。
岬の入口には弘法大師が荒修行して「三教指帰」(さんごうしき・空海が仏教を論理的に称揚した著作)を説いたという「御廚人窟」(みくろど)があります。

室戸灯台は半島の突端ではなく国道を挟んだ山の上で、驚く事に太古にはこの岬も海の中だったそうです。
大師が最初に悟りを開いたお寺は、亜熱帯植物に囲まれ南国の雰囲気を感じさせました。
ここにも数々の大師伝説があります。

27番 神峯寺(こうのみねじ)
は「真の縦」と言われる急坂がほぼ直線に9.5キロも続きます。
この山全体がお寺で、清水がいたるところに湧き出ていて、辿り着いたお遍路を癒してくれます。
この難所を三菱財閥創始者岩崎弥太郎の母は、自宅から20kmを21日間歩いてお参りして息子の開運を祈願したそうです。

昼食は頑張って柚子で有名な馬瀬村(往復50キロ程ある川沿いの道)まで走ります。

今夜の宿は南国市の「道の駅南国 風良里」にしました。
車で5分の所にある日帰り温泉「ながおか温泉」(900円)で風呂上りに夕食も済ませました。

早く宿泊地に着いた時はキャンプ場もいいのですが、年配者には近くにお風呂がある「道の駅」がベストだと思います。


お遍路途中の海岸

見どころ


24.青年大師像、御厨人窟、室戸ジオパーク、中岡慎太郎像、大師伝説岩、
室戸展望台
25.鐘楼門
26.山門
27.表札
28.爪彫薬師


宿泊先


道の駅「日和佐」
徳島県海部郡美波町奥河内字寺前493-6
TEL:0884-77-2121


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