旅行/お遍路の旅

ちょいCamオーナー藤原さんの、ご自身によるお遍路旅レポートです。 愛知県名古屋市から、ご夫婦(60代)でちょいCamに乗って四国八十八ヶ所お遍路、2週間の旅の紹介です。

今朝は、朝食をゆっくり取ってから出発する事にしました。

お遍路は単にお寺を次々と巡る(スタンプラリー)のではなく、四国4県それぞれに変化する美しい景色や、地元の幸を味わうのも旅の楽しみです。

18番 恩山寺(おんざんじ)まではかなり遠く(山越え車1時間、徒歩4時間半)、その先の20番 鶴林寺(かくりんじ)は、再び山道で、昨日の焼山寺に次ぐ2番目の難所です。
この寺は珍しく山門を仁王様でなく鶴がお守りしています。

さらに二山を越えて那賀川を渡り、21番 太龍寺(だいりゅうじ)のロープウェー乗り場(往復1人2,470円)に着きました。
山頂には、八月なのに紫陽花があちらこちらに咲いていました。

さらに徒歩で20分登る「舎心ケ岳」(しゃしんがたけ)の峰は、その昔弘法大師(空海)が修行をした場所で、日本狼も生息していました。
まさに第3の難所は修行の場に相応しいお寺でした。

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われるほど、急な坂道を登り続けないと辿り着けない巡礼の厳しさを感じました。

23番 薬王寺(やくおうじ)に到着したのは納経所が閉まる15分前で、早々に参拝をすませて見上げると沈む夕日に朱色の瑜祇塔(ゆぎとう)がさらに赤く染っていました。

今日で徳島を終えて、明日からは高知に入ります。

今夜はJR牟岐線日和佐駅前の「道の駅 日和佐」に泊まることにします。
向かいには24時間のコンビニがあり、歩いて2、3分の所に「薬王温泉」もあります。

期せずしてこの日は妻の誕生日、今まで苦労をかけた感謝を感じながら食事をしました。


見どころ


13. しあわせ観音、阿波一宮神社
14. 人生御連路
17. 本堂
19. 境内の大師
21. ロープウェー
23. 厄坂・瑜祇塔(ゆぎとう)


宿泊先


道の駅「日和佐」
徳島県海部郡美波町奥河内字寺前493-6
TEL:0884-77-2121


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