保証人
二年ほど前のことです。
身内(兄弟)から、本人の経営する会社の保証人を頼まれました。
国民生活金融公庫から、200万円の融資申し込みと言うことでした。
今までの経緯から、滞る可能性大と思っていました。
身内のことであるし、最悪、自分が払えば良い、位、の気持ちで引き受けました。
そして、二ヶ月ほど前のことです。
案の定、、、国民生活金融公庫から、保証人の私個人宛に、支払い請求の電話がありました。
最終支払い分、約10万円が滞っている、至急払うようにと言うことでした。
本人から、一ヶ月先に返すとの約束をとり、国金へ振り込みました。
約束の一ヶ月を10日ほど過ぎても何の音沙汰もありませんでした。
したくもない請求をしたところ、7月15日には支払うとのことでした。
その7月15日が近づいてきました。
確認の電話をしたところ、いとも、、かるく、、「15日には振り込むよ」・・の返事でした。
同じこの兄弟には、10年ほど前、別口の保証人として、、銀行に約5、000万円肩代わりをした経緯があります。
その大口の分は本人の手にはとても負えず、元金分は少しも減っていません。
最近銀行は、個人保証を取らなくなってきました。非常に良いことだと思います。
私の経験から、もし保証人を引き受けるなら、その全額を自分が「軽く支払える範囲」にするべきと思います。
そして、その保証金額は、自分が借りたと思う。 もし、保証をした相手が、きちっと支払ってくれたら・・・
自分の支払い分を払ってくれた・・・「助かった」と、感謝するくらいの気持ちになっていたいと思いました。
そのように思っていれば、、、
いやな気持ちにもなりません。
人間関係も壊れません。
30年以上前に、私の妻の兄弟が非常に困っているとのことで、現金10万円を貸しました。
その後、いまだになにも言ってきません。
現在ご本人は普通の生活をしておられます。
私の方が苦になって、1年ほど前に、他の兄弟を通じて、何らかの返答を求めましたが未だに、返事はありません。
あの時に、差し上げておけばとっくに忘れられました。
その後、かの兄弟との交流、人間関係は全くありません。
明らかに、私の失敗です。
そのほかにも・・・
私としてみれば、現在進行形で結末になっていない金銭問題が数件あります。
保証人になるとき・・・
お金を貸すとき・・・
すべて、自分に問題ありでした。
反省して、これからに生かしたいと思っています。