中古車売買トラブル
中古車売買のトラブル増加
今日の中日新聞の囲み記事です。
この記事のタイトルのみを見ると、中古車販売店は、
なんとなく「悪」と思われてしまいます。
何事か?と思い、、よく記事の中身を見てみました。
代表的な相談が3つ書かれていました。
その(一)
「事故車ではない」と説明を受けて買ったが、
事故車の可能性があるとわかり
抗議したが「買ったのだから仕方がない」と
取り合ってもらえなかった。
◎私の一言・・・(中古車は、先ずお店選びから・・・)
その(二)
購入契約を自己都合でキャンセルする際に
購入価格の2割の違約金を求められた。
◎私の一言・・・(低価格の車ではありえます。
10万円の車の外装補修を
依頼されたような場合)
その(三)
納車後すぐに車が故障した。
◎私の一言・・・(中古車はすべて使用過程中の車です。
そうならないように整備はしますが、、
ありえるお話です。保証の確認が
必要です)
事故車教えず・・・
○販売店側でも見つけられなかったのでは、、、
(販売店の事後対応に問題があったか?)
○事故車とは言えない補修歴に対する
認識の違いはなかったか、、、
(車の骨格部分に修復歴のある車を、
事故歴車としています)
ユーズネットグループの対応は・・・
●事故歴・修復歴が事前にわかっている場合は、
ご説明の上、必ず契約書に明記する。
●お渡し後に発覚したような場合は、
買戻しを含め、お客様と話し合い
納得していただいた上解決する。
高額な違約金・・・
○お客様の自己都合でのキャンセルの場合は、、
そうならないように、慎重にお願いしたいです。
ユーズネットグループの対応は・・・
●お客様のご依頼での整備、部品取り付け等の、、
実費の範囲内でご負担いただくことにしております。
今年、4月から10月まで、、、県民生活プラザに寄せられた
中古車に関する相談は、144件で前年同期より23件19%増えたとのことです。
自動車の購入には法令上のクーリングオフ制度が適用されないため、
「安易に契約せず、車の状態や保証制度の有無などを十分確認し、
肝心なことは必ず書面に残すことが必要」
と、記事は結ばれていました。
愛知県内には、中古自動車を扱うお店が 2000店舗以上あります。
一店舗、月に10台扱っても、20、000台になります。
4月から10月まで、7ヶ月、140、000台
その内の、140台そこそこの相談は、、、1、000台に一台の割合です。
中古自動車と言う商品の特性から言って、許容の範囲ではと思うのは
甘えでしょうか?
とはいえ、業界上げて、この種の相談件数を、
0件、にする努力を積み重ねていかなければと思います。