創業当時のルート(最終回)
人生に敗北はない!
自分があきらめてしまった時が、敗北となる!!
昭和51年に創業し、2年で、あえ無く行き詰まり・・・
そして、再建、苦難の連続だった、創業当時・・・
あの経験があったからこそ、見えた感じたことを思い出してみました。
◎ 事業継続は困難と判断したら・・
〇 1日も早く決断して、延命のための自転車操業は厳につつしむこと。
〇 「自己破産」・昨日買ったものが支払えない為の「詐欺事件」・大丈夫、破産や詐欺で死刑にはならない!
〇 今の日本、どこででも、何してでも、めしは食える、警察に捕まっても、めしは食べさせてもらえる。
〇 絶対に逃げない、逃げれば、後の人生はなくなる。
〇 延命をはかれば、はかるほど負債は大きくなる。一週間の延命は、再建努力1年分に値する。
〇 「もうやめ!」と、きめたらそのときから負債は増えない。「夢の収支トントンになる」
〇 家族には、現状を早めに話しておく。家族をだまさない。
〇 取り込み詐欺と言われても、破産するための弁護士費用と1ヶ月くらいの、めし代は残す。
◎ 創業・再建時の返済について・・
あげた利益のすべてを返済に回さない。少なくとも半分は成長のために使うこと。
● 同じ大きさの雪だるまを、一回転しても付いてくる雪は同じ。でも雪だるまを大きくすれば、一回転に付いてくる雪は多くな る。利益の半分は成長に使う。
◎ 夢を描こう!
● 夢を描き、その夢を数字に置き換え、その数字を目標とする。
● その目標の達成期限を決める。
● 達成期限の中をいくつかに区切り、中間到達目標とする。
● 第一回目の中間目標達成に、命がけでとり組み、何が何でも達成する。
● 夢の達成以前に、達成したらなっているだろう「自分・会社を描く」
● 達成したらなっているだろう、自分・会社に、成れること・出来ることから、成っていく。
(言葉使い・態度・服装・会社のロゴ・マーク・デザイン等・・)
● 中間目標達成で事前に自分に褒美を用意する。(車をかえる・家を新築する・旅行する等)
● 夢は紙に書き、自分の目に付くところに貼る。
● 家族・親しい人に熱く語る。(夢が達成できないときは、ほら吹きと言われてしまうので、がんばれる)
● 絶対出来ると信じる。(出来たらいいなーと言う、願望ではダメ)
◎ 夢を描き、目標に変えても・・・
今、立っている自分の位置から、見上げれば・・夢の到達点の位置は、絶壁の上に見えてしまっています。
でも、期間を設ければ、緩やかな上り坂となります。
中間目標を見定め、緩やかな上り坂を、こつこつと行けばよいと思います。
苦しい時代を走ってきた、貴重な、私だけの、経験を糧にして・・・
これからも、ユーズネットのなかに、生かして行かなければ・・と、思っております。
人生に敗北はない!
自分があきらめてしまった時が、敗北となる!!
今だから言えることでした。
「創業当時のルート」のシリーズは、今回で終了とさせていただきます。
このシリーズを書き出して、「今でも言えないこと!」が沢山あることにきづきました。
今度、お会いしたときの、話の「ねた」にとっておきます。