九州直撃台風に追われ、恐怖の「九州脱出行!」
大型台風14号 九州直撃は分かっていたのですが
17日・日 2日間のうち
1日目は開催されるだろう で、九州行き大阪南港発のフェリーの 16日17時発に乗船。
ちょうどこの日が 乗船したフェリーの就航8年の記念日とかで・・
記念にフェリー会社のスタッフが テープで見送りのイベントをしてくれました。
色とりどりのテープと、スタッフの皆さんが大きく手を振ってくれた姿が印象に残りました。
台風接近が、しきりに伝えられていましたが、この14号は移動スピードが遅く、
1日目の17日は、問題なく開催されました。
明日18日は台風直撃の予報にて、2日目は開催は中止と発表され、展示車はすべて撤収するように発表されました。
フェリー会社から、19日に予約していた便が就航できない旨電話があり、
フェリーが出ないなら、豊田まで走って帰るしかありません。
ホテルは開催期間分の18日分まで2泊予約してあり 19日ゆっくり出発するつもりなら、その間に台風は行ってしまうだろう。
それから出発するかな、と悠長に構えていました。
夜ホテルでテレビを見ていたら、すぐ南の鹿児島、宮崎のものすごい様子が伝えられていました。
九州新幹線が不通・・明日18日はコンビニも従業員の安全のため休み・・ 九州自動車道も明日午後から全面通行止め・・
もし高速道路が崩れたりして、復旧に何日も かかることになったら・・
ゆっくり台風が去るのを待とうとしていた自分の判断は間違いではないか・・・・
幸い 14号の移動速度が遅く 時速25キロと言われている・・・
台風が去った後に帰るのではなく 嵐が来る前に、逃げるように、九州を離れるべきでは・・・
車の時速の方が、台風より早い 明日の朝を待って早めに出発しよう!
朝、ホテルを出発するときにナビを見たら
820㌔ 10時間41分と出ていました。
18日、朝早く 久留米駅近くのホテルを出発しました。
通常制限速度 100㌔の九州道ですが
乗った時には80㌔制限となっていました。
18日朝の九州自動車道、まもなく通行止めが予定されています。
横からの強風にあおられ、断続的に襲ってくる豪雨
所々で50㌔制限となり いよいよ通行止めになるのでは、不安でいっぱいでした。
久留米から、九州を離れるまで130㌔
不安と恐怖の「九州脱出行」を続けるのみとなりました。
九州最北の門司インターを越したあたりから、
急に空が明るくなりました。
九州側の門司と本州側下関を高速道路でつなぐ関門橋
関門橋のすぐ手前に、関門海峡を望む めかりサービスエリアがあります。
恐怖の脱出が できる達成感で 一休憩です。
関門橋の向こうは山口県「下関」です。
台風が近づいているなんて思えない静かな空と海です。
脱出できた「めかりパーキングエリア」で
静かな景色を見ながら
焼きサバ アサリの味噌汁の朝食です。
豊田東インターまで途中休憩5~6回
820㌔ 13時間かかりましたが、
無事帰宅することが出来ました。
予定通り 1日余分に宿泊して、今日19日に出発していたら・・・
九州道・山陽道全面通行止め、伊勢湾岸道も一部通行止め
いつ帰れることになったか、ぞっとします。