45年前の貯金箱
「部屋の片付けをしていたら出て来たよ・・」と、
家内が、重そうに、古い貯金箱を差し出しました。
開けてびっくり”
中には、5円、10円、50円、100円玉がびっしりと入っていました。
でも、ほとんど、五円玉です。
なぜ、、5円玉ばかり貯金していたのか?
ひょっとしたら・・・
製造年によって
ばらつきがあることを知って、とりあえず、どんどん集めて、
その後に製造枚数の少ない年のものを探そうと思っていて、
仕事が忙しくなったか、趣味が変わったか?
そのままになってしまったのでしょう。
どなたか、製造枚数が極度に少ない年をご存じないでしょうか?
わかったら、その年のものを、また探そうかと思います。
コインは、昭和41年のものが一部ありましたが、あとは、
昭和20年代と30年代のものばかりです。
と言うことは、これは40年以上前の貯金箱と言うことになります。
貯金箱には見覚えがありますので、私のものには間違いありません。
穴あき5円と、穴なし5円です。
両方とも製造年は、昭和24年です。
戦後間もなくのこの年、5円玉の製造コストを下げる為に穴を開けたのだとか。
穴あき5円は、
世界の国々との5円(ご縁)を大切に、との思いと、
戦後の日本産業の復興を願ってデザインされたものだそうです。
稲は 、、、 農 業
木の芽は 、、、 林 業
(裏にあります)
水は 、、、 水産業
(下部の横線)
穴の周りの歯車は、、工業
日本の産業の復興と、
穴を開けてコストを下げ、願いはイッパイ盛り込んで、
5円玉は出来ています。
5円玉は、
「戦後の日本復興祈願コイン」だったようです。