夜霧よ今夜もありがとう!


昨夜の豊田市街は
夜霧に包まれていました。

最近、豊田市で夜霧が発生するのは
年に、1~2回でしょうか・・・

夜霧がでると
いつもの街がとても
ロマンチックに感じられます。
これはきっと年のせいだと思います。

昭和の30年代後半から40年代にかけてのお話です。
当時名古屋に住んでいた私は
仕事を終えると 東新町、住吉町 界隈の夜の街へ通っていました。
お店には、フランク永井、石原裕次郎の甘い歌声が聞こえていました。
(そのころはまだカラオケはありませんでした)

夜も更けて
お店からほろ酔い気分で街に出ると
街は よく夜霧に包まれていました。

そういえば あのころは、
夜霧がついた題名の歌が多かったです。

夜霧よ今夜もありがとう

夜霧のしのび逢い

夜霧の慕城

夜霧の第二国道

夜霧のブルース

夜霧のエアーターミナル 

などなど・・・
夜霧がつく歌は 
恋をうたったものが多かったです。


最近では、夜霧がでなくなり、
夜霧の歌も聞かなくなりました。


晴れた夜、放射冷却により地表近くの温度が下がり、
空気が冷やされ 水分を含みきれなく 霧になります。
空気が汚れているとより一層 霧が発生しやすいとのことです。

最近の街は、温暖化とヒートアイランド現象で
夜、地表近くの空気が一気に冷やされず、
空気もきれいになったので、
夜霧が発生しなくなったのだとか・・




夜霧世代・・の私

夜霧に包まれた豊田の街を歩きながら、
あの頃の自分に帰らせてもらいました。


「夜霧よ 今夜も ありがとう!」でした。




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