トヨタの軽自動車、発売開始!
トヨタの軽自動車「ピクシス・スペース」が
いよいよ発売となりました。
グループのダイハツ工業から「ムーヴコンテ」の
OEM(相手先ブランドによる生産)として供給を受け、
「ピクシス・スペース」というネーミングで、
トヨタ車として発売されました。
ムーヴコンテとの相違点は、
フロントのバッジ、ステアリングのロゴのみです。
グレード体系や価格も同じ設定です。
今後、12月に商用車、ハイゼットのOEM
来春に、第3弾で軽乗用車を追加される予定です。
販売店は、
カローラ店・ネッツ店が中心で販売し、
新車販売で軽の比率が50%を超している
四国、九州、山陰などの地方県15県では、
トヨタ・トヨペット店でも販売します。
トヨタの販売店は、全国に4700店舗あります。
そのうち、289店わずか6%の店でしか展示販売は行わず、
テレビ、雑誌などでのCM、広告も行わないと言われています。
来春までに、3車種がそろい安定的に販売できた時の
見通しとして、年間6万台を見込んでいるそうです。
2010年の各軽メーカーの販売実績です。
ダイハツ 602,703台 シェアー34・9%
スズキ 561,492台 32・5%
ホンダ 160,515台 9・3%
日産 146,117台 8・5%
日産の台数のうち、スズキからOEMのモコ(MRワゴン)と
ルークス(パレット)が10万台超を占めています。
この10万台を、スズキの台数に加えると、
スズキがダイハツを6万台強上回ることになります。
トヨタの軽自動車販売6万台の見込みが単純に
この数字を見てのこと、のみとは思われませんが、
トヨタ・ダイハツ連合軍が軽自動車分野で、
日産・スズキ連合軍を意識していないことも、
無いのではと思っています。
ユーズネットグループは、
軽自動車販売のウェイトが高い販売会社です。
ダイハツとスズキの
軽自動車販売・・・
この先「物見遊山」では済まされません。