津波被害の海岸林再生事業

ユーズネットグループでは、
東日本大震災復興
海岸林再生事業支援
「幸せの黄色いハンカチ」プロジェクトを推進しております。

今回この事業を積極的に支援しているオイスカさんにお願いして、
昨日(5月12日・土)1日・・文字通り駆け足で現地を見て、
打ち合わせをしてまいりました。


仙台空港は仙台の隣、名取市にあります。
名取市の太平洋岸は、伊達正宗の400年昔から
海岸林に守られて、代々農業が営まれていました。
大震災の津波被害で、今は、すっかり荒れ地になってしまい、
とても農業どころではありません。

空港と海岸の間に何とか、踏みとどまった家がぽつんと一軒ありました。
生き残った海岸林が見えています。

和風3階建てで、残った屋根をみますと、お城のようでした。
柱が頑丈なことと、屋根が重かったこと、海岸林の一部が残ったので直撃を免れた・・
と、御主人が話してくださいました。



海岸に一番近い場所です・・
家があったのでしょう。
欠けた、表札と思い出の人形のみが痛々しいです。
この家のひとは・・・
小さな線香立がありました。
私は、思わず手を合わせていました。


この地区では、
たくさんの人がお亡くなりになったと聞きました。



海岸では、護岸工事が、進んでいます。
白と赤のバー(7メートル)まで盛土されるとのことです。



津波によって、完全になぎ倒されてしまった、
海岸林の松。


海岸林でも、松が一部残っているところがあります。
残っているのは、3~5メートルの高さの盛土の上の松でした。
地中の根っこがしっかりと、幹を支えることが出来たのでしょう。
海岸林再生計画では、3メートルほど盛り土をしてから植林ということになったそうです。

写真は、地元の方々で編成された「クロマツお助け隊」幹部と
      公益財団法人 オイスカの皆さんです。



クロマツの育苗場ができました。
青い網の中です。

近くにまだナンバーがついたまま放置されている、バイクがありました。




この育苗場の青いフェンスに・・

豊田市の多くの人々が
東北被災地への思いを書いた「黄色いハンカチ」が、
掲げられることになりました。




育苗場で、今年の苗が育っていました。

40年・50年先の・・「孫の代以降の人たちのためにやっているのです」

「祖父の代以前の人々が植林した海岸林に守られてきたのだから、
      今、我々がやらねば・・・」


この海岸林再生事業は
オイスカの協力と募金活動によって10年間続けられます。

この地区で仕事が無くなってしまった農家の人々に、
まず育苗作業によって、そしてその後の植林によって、
雇用も創出されるのです。



東日本大震災復興
海岸林再生事業支援
ユーズネットの
「黄色いハンカチプロジェクト」

◎ ユーズネット各店において、
  黄色いハンカチを、500円でご購入いただきます。

◎ 黄色いハンカチに、被災地の一日も早い復興を願って「思い」を書いていただきます。

◎ 次回6月2日(土)・3日(日)開催の「軽大会」スタジアム会場でも受付させていただきます。

◎ 6月中に、ご希望者を募って、現地を訪問します。
   そこで、今迄に集まった募金を手渡し、育苗場に「黄色いハンカチ」を掲げて来ます。
  

                皆様のご協力をお待ちいたしております。  


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