片目が10年入らないダルマさん、疲れが見えだした
私のいる事務所に
ずっと 片目だけの赤いダルマさんが
ドーンと座っています。
10年前に 今でも親しくしている群馬県の ちょいCamきゃん販売店さんからいただきました。
大きなダルマさんだったので 大きな目標を託そうと
ダルマさんの頭に 「ちょいCamきゃん 全国 月販 必達100台」と書きました。
軽自動車のキャンピングカー「ちょいCamきゃん」の架装キットを全国向けに発売して
2年ほど経った頃で、当時の月間販売は10台~最高でも15台程度でした。
あれから10年・・・いまだに 片目は入らないままです。
大きな目標を掲げることは立派に見え、聞こえがよいですが、
当時 軽のキャンピングカーの全国での販売台数は 年間200~300台であったと思われ
身の程知らずの恥ずかしい目標であったと反省をしています。
恥ずかしいことであったにしても、ダルマさんの頭に
ちょいCam全国 月販必達100台と大きく書いてしまっています。
2年程前から コロナが世界中でまん延し、3蜜が言われるようになり
全国で軽キャンピングカーにも 注目が集まりだした。
「ちょいCamきゃん」も販売台数が上がってきましたが、
ピークだったのは 昨年5月で 69台でした。
それ以降は、ベースにするダイハツ、スズキの新車が半導体の影響などで納車がとても遅れだした。
生産を依頼している家具工場の本業の家庭用子供椅子もコロナ禍で販売が伸びたそうで
生産キャパを越してしまったことなどで
軽キャンピングカー「ちょいCamきゃん」の販売は伸びていません。
しかし、だめなことばかり思っていても ダルマさんに両目は入りません・・・
明るい材料もあります。
それは・・・
〇 女性のお客様からの問い合わせが増えてきていること。
〇 30歳代、40歳代のちょいCamオーナーさんが増えてきているなど、お客様の層が一段と厚くなってきている。
〇 ダイハツのベース車が 昨年末モデルチェンジをしたことによる期待。
〇 昨年末に、全国で トヨタ・日産など複数の大手ディーラーがちょいCamの販売店に加わったこと。
〇 生産を依頼している家具工場が スタッフの増員と新しい生産機械を導入して増産が可能となる。
ダルマさん 10年以上片目で 目が疲れてしまいます。
今年は 是非両目を あけてあげないといけないと思っています。
胴の周り 120センチ とても大きなダルマさんです。
ちょいCam 月販 100台 必達 の文字が薄れてきて疲れが見えてきている様子。
先にいただいたダルマさんから 3年後
同じ群馬県の「ちょいCamきゃん」販売店の社長さんから もっと大きなダルマさんが届きました。
胴の周り 150センチあります。
最初のダルマさんに両眼が入ったら、次の目指すことを決めて 片目を入れようと思っています。