さんまの匂い

まだ幼かった頃の話

さんまは 頭の方か 尻尾の方か

半分しかいただけなかった。

そんな当時でも 

唯一 母親が私の誕生日に

「お祝い」と 丸ごと一匹のさんまを

焼いて 食べさせてくれた。

うれしかったことが忘れられない。


夕方近くまで外で遊んで

家の近くまで帰ってくると

さんまの匂いがすることがあった。

たまらない匂いに ハラが一層ペコペコになってしまい

走って帰ったことが、懐かしく思い出される。

音符どこで焼くのか さんま の匂い音符
音符風が吹く度 鼻が鳴る音符
伴淳三郎(喜劇俳優・コメディアン、38年前に没)主役の映画「二等兵物語」でうたわれた歌の一部。今でも さんまを食べるときこの歌が自然に思い出される。




先日、「山路」でさんまをいただいた。
丸ごと一匹だ
半分しか食べることが出来なかった
幼い頃が懐かしく思い出された。
一気にいただいた。
美味しかった。


今年、7月・8月さんまは絶不漁と聞く

9月以降の大漁を期待したい。


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