確率を目標にする・・
わたしが大切にしていた、新車販売手法は、「確率を常に重んずる」と言うものでした。
セールスになりたての頃・・・
新規で100軒訪問すると、〇軒 話を聞いてもらえるから、確率は A%
〇〇軒(人)にはなしを聞いてもらうと、〇人と商談になる、確率は B%
10件商談に入ると、1ヶ月以内に〇台売れるから、、、 確率は C%
◎ A×B×C=の確率%が、一定の場合、訪問件数を増やさなければ、販売台数は上がらない。
◎ 時間が取れなくなり、訪問件数が減ってしまうなら、A×B×C=の確率%をあげなければ、かくじつに成績は下がる。
◎ 新人1~2ヶ月は、A=10% B=20% C=20% 訪問件数 : 販売台数=0.4% 位の割合でした。
1ヶ月、、新規訪問 約3000軒で・・・12台の割合でした。
◎ 販売になれてきて、お客さんとのコミュニケーションがうまくいけば、B・とCの%をぐんぐんあげることが出来ます。
電話で商談が入るようになれば、新規訪問をしなくても、、販売台数は、伸びるはずです。
もう一つは、安定販売台数の維持という観点から、私どもの扱う対象車両を10台以上持つ得意先で、
高い確率で私から買ってくださるはずの企業を、15社持つと言う目標を持ちました。
この15社は、平均対象車両を、約25台保有しておりましたから、約375台です。
この375台が、平均3年以内に代替になっていましたので、年間120台以上見込めます。月10台以上です。
この企業15社を持てるようになるのに、例のハワイのお土産、以前の敵、石黒セールスが、大きく貢献してくれました。
セールスになって間もなく1年という時には、ほぼ確実に、15社の企業から、月10台は決まるようなっていました。
加えて、この会社の社員さんの購入と、過去に買っていただいた方の紹介が入るようになり、
月に13~15台は売れていました。全社ではセールス一人当たり平均4台ほどの頃でした。
月によっては、他の営業所で、私の全社1番を脅かし、私を越す、セールスが出ましたが、、
相手は、常に変わっていました。常時私の台数を上げる人は社内にはいませんでした。
1年経った頃、台数の割には、苦労もなく、過去の病気もすっかり治り・・
とても楽しいセールス生活を送っておりました。
1年前の、新人だった、8月と1年経過したこの年の8月は、天国と地獄の差がありました。
夏休み、同じ係りの仲間と、蓼科の会社の山の家へ行きました。
蓼科高原にて、、、左が、野村君 真ん中が私(あと2週間で、25歳になります) 右は北爪君
私が嫌がるみんなを、引っぱって、蓼科山へ登りました。
前列真ん中が、私です。 真後ろが、竹内係長(後に常務になられました)
「先憂後楽」
目標数字は、台数のみでなく・・・
将来の為に、確率の目標を持つ。
決めた確率数字に向かってまい進する。
私の販売の原点
続き又書きます。