白馬岳の土砂崩落
19日、白馬岳(2932M)の大雪渓上部で、土砂崩落がありました。
運悪く、下敷きとなってしまった、男女、2名の遺体が今日20日に発見されました。
一人は、65歳の女性でもう一人は、35歳男性、山岳ガイドとのことでした。
土砂崩落とありましたが、大雪渓上部は確か、直径、1M~2Mの岩ばかりだったと思います。
そんな岩と土砂が襲い掛かってくれば、人間はひとたまりもなかったと思います。
ある資料によりますと、山岳遭難の85%が、中高年(40歳以上)とありました。
そして、びっくりしたのが、昨年の山岳遭難死者の、なんと、92%が中高年と言うことです。
今回亡くなられた女性も、65歳でした。
私がよく山へ行っていたのは、、、16歳~24歳の頃と、再度行き始めたのは、40歳頃から、55歳まででした。
今は、全く行っていません。
私が、20歳前後に山へ行っていた頃、、、いわゆる中高年の登山者は、ほとんど見かけませんでした。
その頃、ニュースで遭難と言えば、若者ばかりでした。
そして、私の山行で、非常に危険な思いをしたことが、数回ありますが、すべて若い時でした。
40歳からの山は、冒険は絶対せず、慎重の上に尚慎重でしたので、危険な思いをしたことはありませんでした。
昔、登山者と言えば、若者ばかり・・・
今は、中高年ばかり、と言うことなんでしょうか?
中高年の登山人口が増えていると言うことは・・・
●若い頃から登山を経験してきて、年を重ねても、登山を趣味として続けている。
●中高年になって、自由な時間もあり、初めて山の魅力を知って、登山を始めた。
どちらなんでしょう?
どちらにしても、自分の年齢・体力・能力・健康状態・にあった無理の無い計画で・・・
安全で健康的な登山を楽しんで欲しいものだと思います。
「このたび、白馬岳で亡くなられた、お二人の冥福を、心より、お祈り申し上げます。」