5日の中日新聞記事から
三重 自動車販売会社の33歳店長
新人にパワハラ骨折
「ノルマこなせず」暴力
Boo-log で、ベンチャー企業のマネージャー さん、、
「パワハラじゃなく、傷害でしょ!」と書いておられました。
同じ業種に属する、私からみても、同感以上に思います。
新聞は、パワハラを前面に出すのではなく、、、
「暴力・・傷害」を前面に出す、事件だと思います。
どうして、こんなに大きな、暴力傷害事件が、、、、
労働トラブルを処理する、津地裁の「労働審判」なのでしょう?
暴力傷害事件として、警察が動くのが、先ではないのかなー?と思います。
記事によりますと・・・
男性は、今春大学を卒業し、4月に入社。5月9日に営業担当として同店舗に仮配属された。
男性によると、初めて殴られたのは、同16日。
会社を休む6月25日までの間で計10日殴られた。
頭を足で踏まれたり、かさで頭をたたかれたこともあった。殴打の回数は100回以上にのぼる。
骨折した6月19日は「民家100件訪問して、セールスのきっかけとなる車の査定を7台以上してくるように」いわれていた。
男性は83件訪問したがくるまの査定はゼロだった。
とありました。
どの角度から見ても・・
33歳店長の責任が免れるものではありません、、、、が、、、、、、
しかし、私は、この記事を読んでいて、、、
この新人に、 「甘ったれるな!!」と言いたい。
会社は新人に対し、これから力をつけてもらうために、「100件訪問をして来い」と命じているのです。
83軒の訪問で帰ってくる、、、、なぜ、後、17軒が回れないのだ!!
車の査定、を7台以上してくるように、と命じられて、0台とは何事か!!
新人に、台数のノルマを与え、「何台売れ」は、酷かもしれません。
でも、一日100軒くらいの訪問件数は、若い新人なら出来ます。
車の査定については、お客様は自分の車の値段に興味があるから、0台はありえません。
この新人、、本当に、83軒回ったかなー?と、疑われても仕方がないと思います。
新人は多かれ少なかれ、訪問恐怖症にかかるものです。
訪問恐怖症は、自分で克服していくものなのです。
だから、訪問恐怖症克服のために、100軒訪問が会社から義務づけられたのだと思います。
どうもこの新人、最初から、全く、会社の指示に従おうとしていなっかったと思います。
記事によると「やる気がないなら、再就職したほうがよい」と言われたとのこと、当然だと思います。
その答えが「会社を辞めたら収入がなくなる」「再就職活動は面倒くさい」とのこと。
収入は会社に居りさえすれば、、、、天から降ってくるとでも思っているのか!!!!
こんな新人、を採用した、会社は不幸です。
こんな新人を預かった、33歳店長は、もっと不幸でした。
その上に、暴力事件の加害者になってしまって。。。不幸の上乗せです。
だからと言って、どんなことがあっても、暴力は絶対許されません。
当然管理者は、暴力以外の方法で、部下を厳しく指導しなくてはなりません。
これからの車販売は、ダメな新人にまで、売り込みの方法を伝授して、沢山売ろうとするより・・・・
お客様に、喜んで買っていただけるような、仕組み作りの方が急務ではないかと思います。
これからの時代、、、車は売り込む時代ではないと思います。
「訪問売込み」を、よしとする、会社・・・
どんな方法でも、気合で売って来い!と言うところが読み取れる、33歳店長・・・
今回は、33歳店長が「一番の悪者」は当然なのです。
でも、、、 「甘ったれるな!!!新人!!」 とも、言わせて欲しい。