谷底は近い・・
昨日(21日土)の・・・中部経済新聞・・・
久々に明るい話題です。
トヨタの減産が5月には反転する、とありました。
新聞記事も、取り上げ方により、二通り書けると思います。
① 昨年、夏以降の急激な販売減を受けて、
数度にわたり生産計画を下方修正してきた。
その結果在庫が計画通りに削減出来ているうえ、年間の国内最需要期3月4月を迎える。
よって、5月以降生産量を回復させることにした。5月以降は日当たり1万台以上生産する。
この生産量は、当初4月度、日当たり生産計画、7千台前半と比較すると、実に40%増である。
② 昨年、夏以降の急激な販売減は、
今年に入ってもとどまるどころか、底なし沼に入り込んでしまったかの様相である。
一月の国内販売台数は、〇〇万台、前年比、〇〇%減
これは、〇十年前の台数に匹敵する。春の需要期が訪れても、
「免許年齢人口の減少」と「若者の車離れ」と言う、 不景気に加えて、
構造的な問題もあり、前年割れを克服するこれと言った策が見えてこない。
今回の中部経済新聞は二通りの内、おおむね①のような記事でした。
ユーズネットグループも、世間並みに、昨秋 10月頃より販売減に見舞われておりました。
が、、、今年に入ってからは何とか、前年並みにこぎつけていると言うのが現状です。
そして、4月頃からは、いよいよ昨年の販売台数を超せるのでは、と期待が持てるまでになっております。
その根拠は、沢山のユーズネットの、
お客様が、 「車離れ」をしていない、と言う確かな現実があげられます。
そして、スタッフの成長と努力があります。良いお取引先の、たゆまぬ努力と協力があります。
今回の不景気は、誰が言い出したか、「100年に1度の大不況」と言われております。
アメリカならわかりませんが、、、
それは、日本には絶対当てはまらないと思います。
〇 60年少し前です。第二次世界大戦末期から終戦直後は、
食べるものはない、、着るものはない、、で、
不況の桁がちがいます。今とは比較になりません。
〇 35年前です。第一次オイルショック直後、昭和49年の経済は、
とにかく油が、値段以前に、世の中にありません(売っていません)でした。
だから、超インフレとなり経済は大混乱になりました。
数字的根拠を持っているわけではありませんが、私の実感としては、
第一次オイルショック後、昭和49年に次ぐ、経済悪化と思います。
と言うことは、今の経済は、100年に1度でなく、
話は半分で・・・
50年に1度でなければならないと思います。
でないと、戦後の混乱期を苦労の末乗り越えられた、
混乱期に苦労しながら立ち上げられた、、
有名な先輩経営者に申し訳ないと思います。
ワコールの 塚本幸一
ホンダの 本田宗一郎
ソニーの 井深 大
トヨタ自動車の 豊田喜一郎
パナソニックの 松下幸之助
等など・・・
今、この先輩方が、現役でおられたら、きっと50年に一度の大チャンスと言われると思います。
近い将来ですが、経済が上向いてきた時、過去を振り返って、今の「不景気」は・・・
平成21年3月が底であった、
そして、① 終戦直後・② 第一次オイルショック後、に次ぐ、、、
戦後 ③番目の不況であった、と、、記録されているんではないでしょうか?
あの時があったから・・・
今の、ユーズネットがあると、将来言えるように、、
今、みんなで、頑張りたいと思っています。